BUILD 01
街をつくる

PROJECT STORY - B

この土地に、
新しい未来の種をまく。
小川 寛(Hiro Ogawa)土地活用事業部 係長

BUILD01

人気エリアに、空き地?
ここに生み出したのは、
「小さな街」。

2017年夏。「タウンハウス」という“新しい街”をつくるプロジェクトが誕生しました。舞台となるのは「マンションを建てるほど交通の便のいい立地ではない」「とはいえ、戸建では販売価格が高くなりすぎる」といった理由から“空き地のままだった一等地”。「欧米の住宅地によくあるような、戸建の集合形式はどうだろう」きっかけは、そんなひらめき。九州では珍しく、社内でも初めての挑戦でした。設計、施工、マーケティングなど、各分野のプロがみんなでアイデアを出し合いながら、少しずつカタチにしていきます。約500坪の土地に、10戸を建設。こうしてできた小さな街「タウンハウス」は、周辺の建売住宅に比べるとリーズナブルな価格設定を実現。「学区としても人気のエリアに、家が持てる」と、注目を集めたものです。

本当の価値とは、
常に「お客さまの声」に
隠れている。

「すぐに買っていただける」そんなふうに構えていました。ところが期待に反して、初月の販売戸数はなんと、ゼロ。なにがダメなのかと悩みながら迎えた、ある日の展示イベント。答えをくれたのは、お客さまでした。「子育てのための家なんだから、やっぱり学区にはこだわりたい。価値観の近い家族が自然と集まれるのもいい」「同時期に住み始めるから、既存のコミュニティに後から入っていく気まずさがない。仲良くなれそう」「まわりも育児中だとわかってると、生活音もむしろ微笑ましい」…立地や価格だけではなく、ここで暮らす未来を想い描いていらっしゃったんです。人が街をつくる。だからまずは、そこで暮らす人の幸せを考える。初心に返って考え直した結果、「街」の一角にみんなで使えるBBQブースやピザ窯を作ることにしました。広告や商談の内容も、品質だけではなく、そこで手に入る暮らしまで語るように変えました。それから間もなく、10戸は完売。本当の意味で、小さな街が誕生した瞬間でした。

新たな人の流れと笑い声。
街が「未来」へ動きだす。

あれから半年。かつて老朽化した公務員宿舎があった、高級住宅地の中のあの空き地。そこに今は「タウンハウス」の灯りがあふれています。シンとして暗かった周辺も、耳を澄ませば家族の笑い声が聞こえてくるようになりました。「街灯がついたから、夜も明るくなって良かったよ」「近所に若い人や子どもたちの姿が増えるのはいいね」と、以前から近隣にお住まいの皆さまからもお褒めの声を頂いています。これをきっかけに、第二弾、第三弾の「タウンハウス」プロジェクトも始動しました。これからもたくさんの土地に、その可能性を発掘して、新たな価値や未来の種をつくっていきます。小さな街のこれからが楽しみです。

PROFILE

小川 寛Hiro Ogawa 土地活用事業部 係長

2012年度入社。マンション事業部の営業を経て、タウンハウスプロジェクトの担当へ。「たくさんの人が集まる街をつくりたい」の想いを胸に、仲間と熱く仕事に燃える。一方、OFFの日は3歳の息子と過ごす時間を何より大切にする〝イクメン″へ変身!